火打石ってご存知ですか? 時代劇などで 出かける主人に「いってらっしゃい」っと背中に「カチカチ!」ってするあれです。 あれは硬い石と鉄を打ち付け火花を出し、その火花で厄除け、旅の安全や仕事はじめの験担ぎとして使われています。 火をおこすというところで言えば、今で言うところのマッチ、ライターみたいなものですね。 では火打石はいつから使われていたのでしょう? 火打石の歴史は古事記から 火打石が最初に出てくるのは、なんと古事記です。 第12代景行天皇の御子、倭建命(やまとたけるのみこと)の統制物語の中に火打石が ...