9月は宮地嶽神社最大のお祭り秋季大祭(放生会)が三日間にわたり行われます。
どんなお祭り?
秋は春に蒔いた種が実る頃です。
春の春季大祭では作物のこれからの成長を祈願しました。
秋に行われる秋季大祭はその実が実り、今年もお恵みを頂いた感謝を祝うお祭りです。
一年のうちで一番大事なお祭りが秋季大祭になります。
このお祭りは約600年前よりずっと続いているお祭りなのだそうです。
いつ開催している?
9月21日・22日・23日の三日間
見どころは?
主なイベント内容としては
21日:御神幸行列(お下り) 12時頃より
22日:開運花火大会 20時より
23日:御神幸行列(お上り)祭王 13時頃より
斎行されます。
三日間を通してお祭りがあり、第一駐車場には特別ステージが設けられ、
太鼓やミュージシャンによるライブなど様々な催しが行われます。
キッチンカーなどの屋台も並び一際賑やかな三日間となります。
中日の22日は、20時より開運花火大会が開催され、秋の夜空に綺麗な花火があがります。
キッチンカーが来ている第一駐車場から見れます。本殿からも見られるのかな?
開運花火大会では花火に願い事を込め、天高く打ち上げて、神様に届けて願いを叶えて頂く神事なのだそうです。
祈願申込をすると「ねがいかなう開運花火守り」が後日送られてきます。
そして秋季大祭一番の目玉は最終日の御神幸行列(お上り)です。
神職や氏子さんたちが衣冠姿や毛槍行列などの王朝絵巻に描かれる姿で、光の道でおなじみの宮地浜から神社までの約2kmの参道を進んでいきます。
また御神幸行列(お上り)には、毎年女性タレントか女性演歌歌手が十二単をまとった祭王となり、本物の牛が引く牛車にゆられる姿も目玉です。
▷令和元年の秋季大祭・御神幸行列
令和元年の祭王はタレントの鈴木奈々さんが勤められました。
あの・・・ひどい言い方をすると・・・ちょっとうるさい女の子です(テレビの印象)。
黄色い声ってこういうことねって感じのあの方よ(*'ω'*)
令和元年はちょうど台風が来ており22日の花火は23日に延期になりました。
なので23日のみお祭りに参加してきました。
当日は、時折小雨の降る曇り空でしたが、御神幸行列(お上り)は予定通り執り行われました。
鈴木奈々さんはテレビと変わらず、超元気でよくしゃべります (笑)。
「こんにちはーーーありがとうございまーーーす!!ありがとうございまーーーーす!!!」
「乗りごこち最高でーーーーす!!!」と牛車の中から大声で手を振り叫んでいました。
初めて行列を見に行ったけど、きっと祭王様はこんなんじゃない(笑)と思ってしまいました。
こんな元気な祭王様は初めてねと近くの方が話しており、その元気っぷりにみんな笑いながら行列を楽しんでいました。
鈴木奈々さんは行列を見に来られた人々に精一杯感謝の言葉を叫び、
いろんな人に友達のように気さくに話しかけ、とてもかわいらしかったです( *´艸`)。
とっても明るく元気な祭王様でした(*´▽`*)またどこかでお会いしたいです。
また来年も来ないかな(*‘∀‘)ワクワク
まとめ
宮地嶽神社で行われる三日間の秋季大祭、初日は神社から宮地浜へのお下りという御神幸行列もあるのですが、まだ行ったことがないので、また来年行けたときにご紹介したいと思います。
お祭りというと夏のイメージですが、本来祭りの旬は秋なのだそうです。
秋は実りの季節、食欲の秋と言われるぐらい食べ物が豊富な季節。
その豊富な食べ物をお恵みくださる神様に人は感謝し、寒い冬に備えていたのしょう。
どこの神社でも秋季大祭は一番大事なお祭りです。
今は何不自由なく食べ物が手に入り生活できる時代となりました。
昔から受け継がれた風習、伝統に目を向けると、
新たな発見と感謝の思いがこみ上げてきますね(*‘ω‘ *)