立春からついに本格的な春が訪れた、令和5年の春分を迎えた。
山を見れば様々な色合いの花が咲き、足元を見れば新しい緑を携えてかわいらしく草花が顔を出している。
恐る恐る庭や駐車場を見やるに、彼らは生き生きと伸び春を謳歌し、にぎやかに地面を彩りつつある。
ただ残念なことに、新しく伸びた君たちは雑草と呼ばれて除草剤をまかれて枯らされる運命にあるのだ。
今のうちに手入れをしないと君たちが根を張ってしまう、そうなると大変なのだ。
ただ幸いなことに程よく晴れ、程よく雨が降るので、まだ除草剤の毒牙にかかっていないだけのだ。
恵の雨だろうが、またほどなくして晴れ間が続いた時は私は除草剤をまくと思うよ。
せっかく芽吹いたけれど申し訳ない。
ちょうど庭師さんたちも庭木や植木の手入れで忙しい季節だ、電気がないお家はバッテリーを使って庭の木を切るんだよ。
垣根の新芽が出てきたからそろそろお手入れの季節だよと
庭師さんが話すのを聞くと、ああこれもまた春なのだなと感じる一幕なのかもしれないと思う今日この頃であるよ。