旗頭神社のアイコン

旗頭神社|【八幡西区陣原】

令和3年7月27日 改編

令和5年10月16日 改編

北九州市八幡西区陣原5丁目に鎮座しておられる旗頭神社です。

働いているお店の氏神様なので毎月のようにお参りに行っています。

ご祭神

  • 武内宿祢(たけのうちのすくね)
  • 志賀三神(わたつみさんしん)
  • 住吉三神(すみよしさんしん)
  • 大国主命(おおくにむしのみこと)
  • 事代主命(ことよろぬしのみこと)
  • 麻生興春神霊(あそうおきはる)

武内宿祢を中心に海上の神様、出雲の神様などが祀られています。

ご由緒

案内板には下記が記されています。

創建 大永二年(1523)

祭神 武内宿祢
     志賀三神 住吉三神
     大国主命 事代主命
     麻生興春神霊

二千余年の昔応神天皇は武内宿祢に筑紫路の人民視察を命ぜられた。

命を奉して武内宿祢が洞の海を過ぎるとき西北の方に

怪しい声がするのでこの地に陣を構え警戒を厳にした。

陣原の地名はこれによると言い伝えられている。

明応 永正の頃(1492~1520年)、黒崎花尾の城主として遠賀一円を領有していた

麻生興春が花尾城から山鹿城へ移るとき、陣原の里でしばしいこい、

この亀山の地は殊の外眺めがよくて花尾の本城も望むことができる。

没後はこの地に葬むるよう家臣に言い遺して旗を指し立てて標とした。

大永二年(1523)興春の遺志によって旗指神社が創建された。

慶長十一年(1606)黒崎城山の城主井上之房は、

敬神の念が篤く特に武内宿祢の徳を敬慕していたので社殿の再興が行われ、

之房が住まいを陣原に移す頃、旗頭社と呼ばれ陣原の産土の社として広く尊崇された。


その後長年の風雪と共に老朽も加わったので幾度か加修改築が行われたが

文久二年(1862)の社殿造営で今日に至った。
 
旗頭神社奉賛会

以上境内案内板より

旗頭神社のご利益は?

勝ち運のご利益が頂ける

ご由緒書きの社殿を再建したというエピソードがあるように、 武内宿祢は天才的な軍神として武将たちの信仰を集めていたそうです。

そのため旗頭神社は勝ち運のご利益が頂けるパワースポットと言われています。

境内案内(境内社等)

手水舎はありません

一の鳥居をくぐると右手に手水舎らしき場所はありますが、通常は水がないため手を洗うことができません。

お正月には水が出るよう何か設置がされてました。

向かって左側にはご由緒の書かれた案内板があります。

金比羅山?

本殿左手奥に金比羅山と刻まれた鳥居

旗頭神社の写真

正一位稲荷大明神

本殿左手3号線側にはお稲荷様の鳥居と椋の木

こちらは地元の方が個人的に祀りはじめたらしいです。

稲荷社?

本殿右側にもお稲荷さん名前の刻まれた鳥居とお社があります。

旗頭神社の写真

実際に鳥居をジーとみると稲荷の文字が見えます。

お稲荷様なのかなと思っていましたが、三柱の神様がお祭りされているそうです。

  • 瀛津宮(おきつぐう)
  • 恵比寿様
  • 稲荷様
旗頭神社の写真

お稲荷様の先に裏門でしょうか、外に出る鳥居があります。

裏の鳥居に難しい字で名前があります。

旗頭神社の写真

瀛津宮(おきつぐう)と書いててあるのだと地元の方が教えてくれました。

瀛津宮は沖津宮の昔の字らしいですが、海を守る宗像の女神様のおひとりでしょうか。

この辺は海だったらしいので、海の神様をお祀りされているのかもしれません。

地元の方に聞いてみましたが、詳しいことはよくわからないそうです。

ただ商売してるならお参りしなさいご利益があるよと教えてくださいました。

所在・駐車場

〒807-0821

北九州市八幡西区陣原5-10

福岡・遠賀方面から小倉・黒崎方面へ国道3号線を走り、折尾を過ぎたあたりに旗頭神社はあります。

駐車場はありますが、、、

駐車場は国道3号線沿いからしか入れず、小倉・黒崎方面から来られた方は右に曲がれません。

常に駐車場前の門は閉められていましたが、令和4年あたりから門が開けられ、車で参拝が可能になりました。

令和5年の現在も常に門が開放されているようです。

区切り線などの区分けはされていない広いスペースがあります。

雨の日は足元がぬかるみますのでご注意ください。

余談:武内宿禰といえば

YouTube動画で武内宿禰と検索すると

第73代武内宿禰こと

「竹内睦泰(たけうち むつひろ) 」先生が出てきます。

古事記の宇宙の著者で、塾で歴史を教えていらっしゃった先生です。

通称「むっちゃん 」と呼ばれて親しまれていました。

日本の歴史や神道に関する話など、様々な配信をされており、個人的によく見てました。

旗頭神社は竹内睦泰先生のご先祖様が祀られている神社ということになるんだなぁと思いをはせております。

※ 竹内睦泰先生は令和二年1月13日にお亡くなりになられたそうです。

まとめ

天皇家に代々仕えている武内宿禰をお祀りしている旗頭神社。

旗頭神社の写真

陣原の地は昔、海だったそうです。

武内宿禰が水軍を率いて陣を張っていたとも言われています。

神功皇后の遠征時代のことなのでしょうか?

旗頭にも神功皇后は来られたのかな?など、

調べれば調べるほど歴史ロマンに明け暮れてしまいます。

大きくはない神社ですが、 地域の氏神様として昔と変わらず愛されている神社です。

お祭り(追記)

夏祭り

令和元年7月28日(日)

旗頭神社で子ども神輿のお祭りがありました。

当日の朝から神社の参拝殿が開いていました。

本殿右奥の赤門の扉も開いてました。

お祭りの日は開くみたいです。

伊勢神宮から分けて頂いた光?(御霊?)が祀ってあるのだとか。

夕方には立派な茅の輪ができていました。

秋祭り(毎年10月)

毎年10月に秋祭りが開催されます。

令和4年からコロナが収まりお祭りが再開、令和5年には毎年恒例だった、杵と臼でつく餅つきが披露されました。

令和5年10月15日㈰に開催された秋祭りにてドリンク出店してきました。

お客さんが多くてお祭りの様子を写真に取り損ねてしまいました。

一緒にめだがブリーダーさんも出店して、「めだかすくい」や「めだかくじ」など子どもから大人まで楽しんでくれました。

他の出店は地元の方の提供でうどん、フランクフルト、缶ビールなど

野菜の直売、子どもが楽しめるスペースにステージでの催しがありました。

とてもにぎわった楽しいお祭りでした。

多くの方が神社に足を運んで下さり、地元の方々に愛されている神社なのだと改めて実感しました。

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