北九州帆柱新四国霊場70番札所は市瀬・鮎返しの滝。
最終参拝日 令和4年7月17日
70番札所「市瀬 鮎返山」
所在地 | 〒806-0063 北九州市八幡西区市瀬3-17 (市瀬 鷹見神社の駐車場を表記) |
寺号 | ー |
宗派 | ー |
お寺のご本尊 | ー |
脇侍 | ー |
帆柱霊場のご本尊 | 馬頭観音様(行方知れず) |
ご真言 | おん あみりとどはん ばうんばった そわか |
ご詠歌 | ー |
大師堂の有無 | なし |
弘法大師像 | あり |
開基 | 明治31年(1898年)7月開創 |
創建 | この札所は新四国霊場第七十番の御本尊と合致するため、帆柱山新四国霊場開山時に新設された霊場である |
御朱印 | ー |
所在マップ
地図は市瀬にある鷹見神社の本殿の位置です。
鷹見神社の一の鳥居をくぐった左手から山に入っていきますので、まずは鷹見神社を目指してください。
ナビでそこまで向かえば、上記地図より手前の鷹見神社の駐車場につきます。
道順
市瀬の鷹見神社の鳥居より片道約15分から20分程度の道のりです。
まずは鳥居をくぐり橋の手前を左に進みます。
舗装された道を進むと道が二手に分かれます。
左の舗装されていない道を進みます。
右の舗装された道は神社境内に続く道で車の進入禁止で掲げてあります。
行者の道、帆柱山等の登山目的の場合は右の道から山に登ります。
左の道を進むと柵が見えてきます、柵には針金がしてありますので、針金を外して入ります。
柵を超えたら必ず閉めて針金もかけていきましょう。
令和4年7月17日に登りました。
登山をされる方からこちらの道はマムシが出ると教えて頂きました。
夏場はあまり行かないほうが無難かもしれません。
万が一夏場にお参りに行くのであれば金剛杖や杖、ストックを持って行きましょう。
頭上も注意して歩きましょう。
一つ目の橋
二つ目の橋を渡ります。
頭上に蜘蛛の巣が張っていたりしますので、お気をつけて。
右手は川です。
このあたりから大きな石が増えてきます。
できれば底が堅い靴を履いてこられたほうがよいです。
濡れた石にのると滑りますので足元には気をつけて。
たしかここを向けると左手側が少し開けてきます。
昔、石を切りだすための採掘場だったそうで、断崖が見えるのですが、木々にさえぎられて見えませんでした。
昔の採掘場の写真、まだ木々が多い茂前、市瀬の元自治区会長さんより見せて頂きました。
下記は2019年5月11日の写真だそうです。
今もちらっとは見えますが、写真を取っていないので、過去の資料を上げさせて頂きました。
採掘場の横(左側に開けた土地あり)を気持ち右に進んでいきます。
石が大きくなり上流に近づきます。
滑らないように気を付けて、あと少しです。
お大師様の像が見えたらゴールです。
滝沿いにお堂の跡らしき痕跡が、帆柱霊場の札は残っていました。
写真
札所看板
頭のない石仏と脇侍
弘法大師像(お大師様)
写真上部滝の左に石仏
その他
鮎が滝を登るのを諦めてしまうほど激しい滝といわれ、鮎返しの滝とよばれています。
現在は新幹線のトンネルが直下を貫通している関係で滝水は枯れていると九十年誌に記載があり。
本尊の馬頭観音様はどなたかがお祀りされているそうです。
もしご本尊の馬頭観音様の行方をご存知な方がいらっしゃいましたら教えて頂けると幸いです。
このブログを目にされた方で何かご存知のことがあれば、
北九州市八幡西区陣原にある「馬九」というテイクアウトのお店にご来店下さい。
この記事を書いております私が店の売り子をしているお店です。
動画
七十番札所は今や聖地跡地として自然に返っていく運命にあります。
このたびこの地を訪れたのも何かのご縁かと存じます。
最後に多くの行者・信者さんに愛されたこの滝場聖地
本当に簡易的ではありますが、知り合いにお願いし土地のお清めをさせていただきました。
その様子を動画に収めました。
感謝をこめて
外部リンク
境内散策の様子は下記リンク先のブログをご覧ください。
帆柱霊場を一緒に回っていますお仲間のブログです☟
参考文献・資料等
・「帆柱山新四國開山九十周年誌」
発行日:平成元年 三月 二十二日
発行人:帆柱山新四国霊場本部