令和2年02月改稿
令和4年12月追記
令和5年7月追記
奥之宮への参拝ルートはこちら⇒【奥之宮参拝ルート】をご覧ください。
どんなお祭り?
不動神社は横穴式石室古墳が本殿となっております。
普段は古墳の入口に拝殿があり、ご祈祷時でも中には入れませんが、
夏と冬の年3回、お祭りの日のみ古墳の中が開門されます。
普段より奥の石室まで入り、 霊験あらたかなお不動様をより近くに感じられ 、
ご参拝やご祈祷を受けることで特別のご利益を戴けるお祭りです。
毎月28日はお不動様のご縁日と言われており、
宮地嶽神社では春と夏とで大きな祭典がとりおこなわれています。
いつ開催しているの?
夏:7月28日 夏季大祭
春:1月28日 初不動祭(孝養ロウソク神事)
:2月28日 春季大祭 (ぜんざい祭)
(春はまた夏と違った祭典になりますので、青文字を押すと春のお祭り記事にとびます)
※令和5年7月現在上記日程で3回開催されているかは不明、詳しくは神社にご確認ください。
見どころ
横穴式石室古墳内でのご祈祷、参拝ができます。
不動神社の本殿となっている宮地嶽古墳は、直径34mの円墳であり、
内部の横穴式石室の全長は23m、天井までの高さは最大3.1mと巨大なもので、
これは全国2位の規模を持つ横穴式石室古墳なのだそうです。
石室に使われている石も、一つの石の高さ幅ともに約5mという巨大な石で作られており、
この古墳からは三百数十点もの宝物が出土し、20点は国宝に指定されているそうです。
このような古墳の中に入れる機会はなかなかないため、祭典日には足を運んでみてはいかがでしょうか。
夏のお祭りでは、古墳の中はひんやりしていて気持ちがいいです。
また水神社のお祭りも一緒に行われるので、
不動神社へつづく階段から稲荷社までの参道で流しそうめんが行われます。
不動神社でのご祈祷
不動神社でのご祈祷は不動神社そばの不動神社社務所にて申込みできます。
本殿祈祷と違って授与品は不動神社のお札とお札立てが頂けます。
また、ご祈祷後に社務所内にて直会が準備されますので、頂いて帰りましょう。
直会には、神社で栽培している野菜や山菜など旬なものがあしらわれています。
今回夏でしたので手作りの心太(ところてん)がふるまわれました。
※直会とは神様にお供えしたお食事(神饌)のおさがりをいただくことです。
宮司の塩
最近不動神社のお守り授与所で「宮司の塩」というものを見かけました。
不動神社社務所奥にて何かゆでている方が、
水神様の流しそうめんでもゆでているのかと思ったら
なんと「宮司の塩」を作っていました。
宮地浜から汲んできた海水を大釜で2~3日間炊き上げて作り上げるそうです。
今回はお祭りにあわせて塩づくりをされていたそうで、見ることができました。
お塩づくりは朔日参りなどのお祭り前に定期的に作っているようなので、
月末あたりに不動神社に行くと出来立てのお塩を見せて頂けるかもしれません。
宮地嶽神社のホームページのトピックにもでてました⇒【宮司の塩】
宮地嶽神社で受けられる通常のお塩とはまた違う、
昔ながらの製法で作られた「宮司の塩」不動神社社務所にて数量限定でおいてあるそうです。
※令和5年7月現在、「宮司の塩」は本殿前社務所に問い合わせて頂き、在庫があれば授与できるかもです。
不動神社のお祭りでは、霊験あらたかなお不動様のご神気と古墳という
古を感じられる空間を堪能できるのではないでしょうか(*´▽`*)
⇩⇩コラムに宮地嶽神社の横穴式石室古墳のことや宗像の遺跡などの記述あり⇩⇩