宮地嶽神社の敷地は広く、奥に民家村自然広苑という公園があります。
公園には禊池という池があり、その隣に菖蒲池があります。
初夏から梅雨入りにかけて、この菖蒲池では様々な色の花菖蒲見ることができます。
宮地嶽神社の菖蒲は九州随一と言われる数を誇るそうです。
どんなお祭り
その年に咲いた花菖蒲を神職さんが刈り取り、神様にお供えするという神事。
刈り取られた菖蒲は巫女さんの手に渡り巫女さんが舞を奉納します。
舞の後、拝殿に奉納されます。
今年も綺麗に菖蒲が咲いたご報告と感謝を伝えるお祭りのようですね。
いつ開催している
毎年5月31日、11時から斎行。
場所は民家村自然広苑の菖蒲池でしたが、
令和2年より本殿前での神事に変更になりました。
神事当日はインスタでライブ配信もしているそうです。
見どころは
菖蒲を持って踊る巫女舞がみられるのは5月31日の神事のみで
このときの巫女衣装が菖蒲をイメージした色合いの衣らしく
この日しか見られないそうです。
また、5月下旬から6月中旬までの間は「菖蒲まつり」というお祭り期間。
菖蒲まつり期間には、100種10万株もの江戸菖蒲が境内を埋め尽くし
階段や本殿前に美しい菖蒲が並びます。
またインスタグラムでフォトコンテストが開催されているので
自分が取った写真をコンテストに出すことができるのも楽しみの一つです。
菖蒲池にも行ってみよう
菖蒲まつりの期間の楽しみは参道、本殿だけではありません。
民家村自然広苑の禊池の横の菖蒲池を見て帰らないと
一面に咲いた菖蒲をお楽しみください。
菖蒲池までのルートについては
流し雛神事について書いた記事の最後に道記載しています。
行き方について知りたい方はご参考に➡流し雛神事の記事
御朱印あり
令和二年の菖蒲まつりの御朱印
しおりもついてました。
まとめ
菖蒲の花言葉は「優雅」だそうで、晴れの日はもちろんのこと
雨の中でも美しく咲く菖蒲の姿はまさに優雅そのもの。
花菖蒲を日常で目にすることは少ないというかほぼない。
宮地嶽神社に参拝に行っていなかったら見ることなどなかったかもしれない。
ぜひ5月下旬から6月にかけて、花の見ごろを堪能してほしいものです。
晴れの日も雨の日もまた美しい花菖蒲をご覧あれ。
ついでに境内散策はいかが?
紫陽花も見ごろ
紫陽花(あじさい)も美しい季節
神社内を散策すると紫陽花がたくさん咲いている場所があります。
こちらも色とりどりで初夏から梅雨にかけて楽しめます。
奥之宮から自然広苑へぬける道すがら
古民家・動物たち
民家村自然広苑には、日本各地から移築、復元した古民家を見ることができます。
合掌造り、二棟造り、くど造り、鉤屋造り、高床式平柱小屋などです。
近くにある禊池では3月に流し雛祭りが斎行されます。
4月・5月にある春祭りや菖蒲祭りの日には古民家を使用してお店が開きます。
苑内奥には宮Zooまきばがあります。
ヤギや馬、エミューという鳥が飼育されています。
お馬さん綺麗
そしてお猿さんが気持ちよさげに休憩しています。
おっと失礼、お猿さんは猿回しのお猿さんでなので、
宮ZOOにはいませんよ(=゚ω゚)ノ
猿回しは土日やお祭り期間にいらしてるようです。
仕事モードのお猿さんは凛々しいですね。
見どころあふれる宮地嶽神社です。