こんにちは神社仏閣巡りが大好きなMiyataです。
みなさんはお寺や神社へのお賽銭(浄財)、いくら入れてますか?
1円?5円?10円?100円?
気持ちだからいくらでもいいじゃないかと思われるかもしれません。
しかし、神社仏閣が好きならば、できれば知っておいて頂きたい
「お賽銭のお心遣い」をご紹介したいと思います。
※ご注意※
すべての神社仏閣に当てはまる方法ではありません。
参拝者が多い少ない、お守りなどを販売している社務所の有無などの条件で違う場合がありますので予めご了承くださいませ。
目次
硬貨手数料のお話し
2022年1月17日よりゆうちょ銀行さんがATMで1枚でも硬貨を預け入れると手数料が差し引かれるようになりましたね。
窓口での預け入れでは、ある程度の枚数まで手数料無料だそうです。
下記はゆうちょ銀行の手数料の表です⇩
その他銀行でも硬貨を預け入れる際は枚数に応じて手数料が必要となっております。
上記の表をみれば分かると思いますが、1円玉はもちろんのこと、5円玉や10円玉も、預入の際に逆に手数料を払わなくてはならない場合が出てくるのです。
それがなんだ?と思われるかもしれませんが、あなたが神社仏閣で入れたお賽銭。
これはお寺や神社にとっては大切な大切な収入源です。
そのお賽銭でお寺や神社は本堂やお堂等の建物の修復や掃除等を行っています。
それなのに、手数料をガッポリ引かれてしまっては、せっかく入れたお賽銭が活用されず、手数料で消えていくのは切ないですね。
なので、神社仏閣側がお賽銭を有効活用できるよう、入れる側が配慮してあげると喜ばれます。
電子マネーでお賽銭
最近では電子マネーでお賽銭を受け付けている神社仏閣などが増えてきました。
これまた一概にはいえませんが、この電子マネーも決算時に手数料が引かれる場合が多いので注意がひつようかもしれません。
お賽銭を出す方が手数料を支払う場合も、手数料分は神社仏閣には届かないので、もったいないといえばもったいない。
ですがこの電子マネーによるお賽銭は手数料のデメリットより
・小銭を取り扱う手間が省ける
・集計が簡単
・某ウィルス対策になる
という神社仏閣側のメリットの方が大きいので、活用してみるのも良いかもしれません。
まとめてお賽銭
私は神社仏閣巡りが大好きですので頻繁に神社仏閣に足を運びます。
少し前までは北九州でお遍路(帆柱新四国霊場の巡礼)をしておりましたので、お賽銭は割とたくさん使います。
毎月一日にお参りに行く、福津市の宮地嶽神社(嵐のCM、光の道の神社)は奥之宮まで回るとお賽銭を入れる場所が20か所ほどあります。
また滝行↗で行っている畑観音は、お賽銭を入れる場所が30か所以上あります。
昔は1か所ずつ、5円や10円玉を入れていましたが、硬貨手数料の話を知ってからは、お賽銭のあげ方を変えました。
今では、まとめて1か所、主に本殿のお賽銭箱等に500円や千円札を入れるようにしております。
境内にあるほかの摂社・末社にはお賽銭を入れず、ご一緒にと本殿に入れるようにしております。
これが「まとめてお賽銭」です。
そしてもう一つ
私はほぼ毎日のように近所の氏上様である旗頭神社へお参りに行きます。
お参りを始めたころは10円や100円玉を入れておりましたが、こちらも手数料の事を知り月に1回など
大き目の金額でお賽銭を入れるようにしています。
これも「まとめてお賽銭」です。
こうすることにより、神社仏閣側の硬貨の枚数が減りますので、手数料が安く済み神社仏閣側の手残りが多くなります。
ぜひとも実践されてみてください。
割り勘でお賽銭
飲み会や新年会、忘年会といった会費制の場合、基本お金は割り勘ですね
勘のいい人ならお気づきですよね
そうです✨
2人で参拝するなら、1人が千円を出して賽銭箱を入れ、もう1人から500円をもらえばよいのです。
(あくまで千円は一例です、いくらでも構わないのですが)
このやり方でも、神社仏閣側は硬貨の枚数が減るのでやってみていただければと思います。
お守りお札など物を買うならお札で
今までの話の流れが分かると、もうひとつ、神社仏閣への気遣いが出来るようになります。
神社仏閣側は、硬貨の枚数を減らした傾向にあるんですね???
ということは
この目次で答えを書いてある通り、その神社仏閣でお守りなどを買うときは、
「お札(おさつ)」だけで買い物をするのです。
500円のものを買う場合も、たとえ小銭を持っていたとしたも千円札を出して買うのです。
するとどうでしょう。
神社仏閣側では、500円玉か100円玉5枚の硬貨でお釣りを出してくるため、硬貨を減らすことができるのです。
※参拝者が少ない神社仏閣では、逆におつり用の小銭が足りない場合もあるので注意してください。
お札(おさつ)が増え、硬貨が減るのは、お賽銭がたくさん集まる神社仏閣側にとっては、手数料問題だけでなく、集計が簡単になるので一石二鳥です。
※ご注意※
繰り返しますが、以上のことはすべての神社仏閣に当てはまる方法ではありません。
参拝者が多い少ない、お守りを販売している社務所の有無などの条件で異なる場合がございますので、予めご了承くださいませ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
神社仏閣、小さなお堂等を含め、多くはみなさまのお賽銭ご浄財で維持されております。
私自身、昔はお賽銭用にと思って、5円玉を必死に集めておりました。
しかしこの手数料の事を知りまして、なるべく大きな額のお賽銭を入れるよう考えを改めました。
自分の大好きな神社仏閣の繁栄はうれしいものです。
幼いころに遊んだ通ったお堂やお寺が廃れていくのは悲しいものです。
このお賽銭のお心遣いが一人でも多くの方に広まれば幸いです。