北九州市小倉北区篠崎1-7-1に鎮座しておられる篠崎八幡宮です。
安産祈願の大きい旗が目印、 北九州の恋愛パワースポットとして若い女性に人気の神社だそうです。
目次
駐車場
参拝者専用駐車場があります。
車で参拝の場合、都市高速「篠崎北出口」を降りて南へ、篠崎大橋東の信号を右折。「篠崎南出口」を降りた場合は北へ向かい、篠崎大橋の信号を左折、どちらも車で約2分。東の石鳥居の横からあがっていきます。
都市高速「紫川出口」からの場合は紫川出口を左折後、最初の信号となる篠崎大橋西の信号手前で右折、石鳥居が目印です。
車で約2分の距離ですが、神社と反対車線で交通量も多い場所なので右折の際はお気をつけて。
東の石鳥居の横の道を上がっていくと第三駐車場、さらに上がると左手に第四駐車場がありますが、普段は開いてないようなので、坂の上まで上がった先の駐車場に停めましょう。
随神門前まで上がることができます。
⇨目次へ戻る
その他交通アクセス
JR南小倉駅 東口より徒歩10分(車で2分)
JR小倉駅 正面口より徒歩20分(車で5分)
モノレール片野駅より車で5分
西鉄バス 45・49系統「第一高田町」下車 徒歩7分
西鉄バス 21系統 「篠崎橋」下車 徒歩7分
⇨目次へ戻る
参道から境内まで
東石鳥居をくぐると高く連なる階段があります。
階段の両サイドには朱色の献灯が美しい、朱連灯篭が並んでいます。
夜は明かりがともされてまた一段と綺麗です。
階段を上った先、鳥居門の手前左手には高雄神社があります。
鳥居門をくぐると随神門前になります。
随神門をくぐると境内になります
正面が本殿
左側に手水舎、その奥に社務所
右側に摂社・末社があります。
ご祭神
・応神天皇(おうじんてんのう)
・神功皇后(じんぐうこうごう)
・仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
・宗像三女神:多紀理比賣命(たきりひめのみこと)
市寸嶋比賣命(いちきしまひめのみこと)
多岐都比賣命(たきつひめのみこと)
・玉依比賣命(たまよりひめのみこと)
ご由緒
仲哀天皇9年、神功皇后が三韓を攻め、凱旋して筑前国宇美にて皇子(後の応神天皇)を御出産。
翌年、穴戸(長門)の豊浦宮に向かう途中 鷹尾(高尾)山にさしかかると、皇子は山頂の大石を見るやその上に初めてお立ちになり、長浜や文字ケ関(門司)から遥かに穴戸の方角を望む、「穴戸は近し」と言われたと伝わります。
敏達天皇12年、勅命によってこの故事に基づき、鷹尾山の麓、朝倉谷において
応神天皇、神功皇后、仲哀天皇を祀り、葛城小藤丸をして祭祀に当たらせました。「篠崎神社」の創建です。(鷹尾山は現在の約1㎞西にあったといわれています)天平2年(730)宇佐八幡宮より分霊を勧請。「篠崎八幡宮」と改めました。
※神社パンフレットより
篠崎八幡宮のご利益は?
- 安産祈願
- 厄除け
- 縁結び
- 交通安全・方除
- 商売繁昌
- 必勝・合格祈願
- 学業成就
特に、安産祈願や縁結びのパワースポットとして女性に人気です。
⇨目次へ戻る
摂社・末社等
高雄神社
ご祭神:保食神(うけもちのかみ)
大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)
東石鳥居の階段を上がった左手に鎮座されています。
⇨摂社・末社一覧へ戻る
力石(ちからいし)
ご利益:「安産」「子安成長」「立身出世」
⇨摂社・末社一覧へ戻る
蛇の枕石(夜泣き石)
ご利益:「安穏祈願」「恋愛成就」「子どもの夜泣き封じ」
⇨摂社・末社一覧へ戻る
八雲社(祇園社)
ご祭神:須佐之男命(すさのおのみこと)
櫛名田比売(くしなだひめ)
ご利益:「厄除」「縁結び」
⇨摂社・末社一覧へ戻る
山津見神社
ご祭神:大山津美大神(おおやまつみのかみ)
ご利益 :「五穀豊穣」
本殿右手の小高い丘の頂上にいらっしゃいます。
「山の神」として鎮座され、 山を護る神で、お産の神様としても信仰されているそうです。
お賽銭箱などはないので前を通る際に一礼してごあいさつしましょう。
⇨摂社・末社一覧へ戻る
幸神社(ゆき神社)
ご祭神:猿田毘古神(さるたひこのかみ)
ご利益: 「方災厄除」 鬼門除け守護神、幸福守護の神様
古来「幸神(さいのかみ)」とは、鬼門から、邪鬼や疫病が入ってこないように北東を守護する「寒の神(さえのかみ)」なのだそうです。
⇨摂社・末社一覧へ戻る
雲龍殿賀茂宮
ご祭神:賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)
品気和気命(ほじたわけのみこと)
市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)
ご利益:「縁結び」「安産」「子育」「交通安全」「厄除け」等
古来より「雷神」は「龍神」としてイメージされており、
「別雷」とは「若雷」を意味しているそうです。
「若」「雷」「龍」の存在とは、大切な作物をすくすくと成長させる霊力を発揮するなどの、若々しいエネルギーを秘めた龍神様ということらしいです。
「恋愛」「子育」「学業」「仕事」など活力向上運気隆昌(龍昇)として信仰されているそうです。
⇨摂社・末社一覧へ戻る
貫神社
ご祭神:天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
宗像三女神(むなかたさんじょしん)
宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
大国主神(おおくにぬしのかみ)
ご由緒
明徳二年(1391)規矩郡地頭貫掃部頭源宗景が祠を貫の庄に建て天照皇大神、宇迦之御魂大神を勧請した。
寛文三年(1663)新田又四郎信勝が霊夢を感じ、新田義基神社と合せ篠崎庄に遷座し、宗像三女神、大国主神を合祀せり。
篠崎ホームページより
http://www.shinozakihachimanjinja.or.jp/keidai.html
⇨摂社・末社一覧へ戻る
稲荷神社
ご祭神:宇迦之御魂大神
ご利益:「商売繁昌」「殖産興業」
⇨摂社・末社一覧へ戻る
疫神社
ご祭神: 大已貴命(大穴遅神)おおなむちのみこと
ご由緒
ご祭神は大穴遅神(大国主神の別の名前)安永三年(1774)五代藩主忠苗公が、篠崎神社大宮司川江敏種に銘じて、疫病退除のための小祠を建て、永く鎮疫の神として崇拝されている。
篠崎ホームページより
http://www.shinozakihachimanjinja.or.jp/keidai.html
⇨摂社・末社一覧へ戻る
宮地嶽神社
【合併社】
猿田彦社、金比羅神社、近江稲荷神社、山ノ宮日開社、淡嶋神社、意業社
ご祭神
保食神、胸形三柱大神、神功皇后、事勝國勝長沙神、國勝長勝面勝神、闇弥都波神、闇淤加美神、譽田和気尊、住吉三神、菅原神、大蔵春實朝臣、新田義基朝臣、他34神
篠崎ホームページより
http://www.shinozakihachimanjinja.or.jp/keidai.html
⇨摂社・末社一覧へ戻る
猿田彦
ご祭神:猿田彦大神(さるたひこ)
ご利益等:道案内、交通の神様
東赤鳥居の横に鎮座されています。車であがった際に見える赤鳥居の横です。
⇨摂社・末社一覧へ戻る
洗礼殿水神社(厠の神社)
厠(トイレ)の神様です。
トイレの入り口にお祀りされています。
本殿左手、手水舎奥の門から出て階段を降りた先にいらっしゃいます。
駐車場からはすぐの場所です。
ご祭神:天之水分神(あめのみくまりのかみ)
国之水分神(くにのみくまりのかみ)
瀬折津姫神(せおりつひめ)
水波能女神(みずはのめのかみ)
埴山姫神(はこやまひめのみこと)
ご利益:「美人成就」「健康長寿」「安産」「子授け」「福徳」
「下半身の病・目・耳の病の治癒」など
トイレの神様の歌でトイレに綺麗な女神様がいることが広まったかと思いますが、 昔からトイレを綺麗にすると綺麗な子が生まれるといわれています。
⇨摂社・末社一覧へ戻る
その他
随神門には「玄監」の文字が
「襟を正し、姿をみさだめ、神域に臨む」という意味だそうです。
境内にとっても人懐っこい猫さんがいます。
目があうと挨拶してくれます。
(自分が飼ってる愛猫に毛色がよく似てるんだよな)
まとめ
安産祈願、縁結びで北九州のパワースポットとして知られる篠崎八幡宮。
たくさんの摂社・末社があり様々な願掛けにご利益がある神社ですね。
神社の雰囲気は柔らかく、神職の方もとても丁寧で温和な印象を受けました。