お正月を迎え、松の内をすぎた1月最初の土曜日
宮地嶽神社では玉替祭(たまかえさい)がとり行われます。
どんなお祭り
「むかしむかし、信心深い正直者が宮地嶽の山中で道に迷ったそうです。
途方に暮れていた時、※モマ( ふくろう)に導かれた先で、金の玉を手に入れたそうです。
そして、これは神のお告げに違いないと思い、金の玉をお祀りしたそうです。
すると商売がたいそう成功したそうで、幸福に暮らしました。」
という故事からはじまったお祭りなのだそうです。
当日はモマ玉を購入して、その玉にふられている番号で抽選会が開かれます。
当選すると金の玉や銀の玉、その他縁起物が授与されるというお祭りです。
※モマ:津屋崎地域の方言で「ふくろう」のことをモマと呼ぶそうです。
いつ開催している
正月の松の内をすぎた最初の土曜日、1月11日、12日頃です。
その年によって日付は変わるようです。
令和2年は1月11日㈯に斎行されました。
見どころは
当日はモマ玉という「くじ飴玉」を購入します。
飴玉の裏に番号がふってあります。
ひらがなと数字の組み合わせです。
この番号で抽選します。
モマ玉は、お祭り当日の正午より授与所が設置されます。
一体300円です。
抽選会は午後4時からになります。
参拝殿右側の神楽殿?にて、その年の年男、年女の方が当選番号を引き当てていきます。
抽選にあたれば、お神酒や招き猫などの縁起物、神社でついたお餅などが当たるそうです。
そして1等は故事になぞらえて「金の玉」が当たります。
純金らしいです(*'ω'*)。
2等は銀の玉、その他は縁起物以外にも豪華景品も当たるそうです。
モマ玉は多くの人と替えることで福徳が増すとも言われているそうです。
購入された方どうしで玉を交換しあうということでしょうか?その辺は未調査。
令和2年の玉替祭に参加してきました
今年は金と銀の玉ともにあたりが出ず、再抽選になりました。
モマ玉を購入した方はあきらめずに最後まで見届けると運がまわってくるかも(*‘ω‘ *)
そして金の玉が当たった場合、宮司さんが直接授与してくださいます。
今年は綺麗なお姉さんが当てたようです。
そして一言コメントも残して帰れます。
宮地嶽神社に初めていらっしゃったと話してました(*´▽`*)。
当選番号は張り出されますので、自分のモマ玉が当たっているか確認できます。
特別景品などは、ひらがなと番号の両方一致で当たりのようです。
番号のみ当たれば授与できるものもあるみたいですね(´ω`*)フムフム
モマ玉2個しか買わなかったけど、たくさん買えば何か当たるかも(*‘ω‘ *)
このお祭りの常連参拝者であろう方は、ビニール袋にいっぱい買ってました。
番号をメモ張にメモしてたから(*‘ω‘ *)なるほどなと思いました。
当日抽選が終わるとモマ玉当選受付所ができます。
通常時の御朱印受付の場所ですね。
当選番号が張り出されるのもこの付近です。
※お正月の関係で御朱印受付は楼門近くに移動しています。
特別御朱印あります。
玉替祭の特別御朱印がありました。
ついでに「ふくろう」つながりで
夫婦ふくろう御朱印も授与できます。
まとめ
年明け最初の宮地嶽神社のお祭り。
元旦から行われている1口1000円の新春開運くじも豪華ですが、
神社の縁起物があたる玉替祭も新春ならではで楽しめます(*´▽`*)
ちなみにモマ玉はけっこう大きな飴玉です。
宮地嶽神社の魔よけ塩と同じくらいの大きさです。
飴玉は割ってみんなで分けて食べるそうですよ
お福分けみたいなかんじでしょうか(*´▽`*)
幸運を求める参拝客で賑わうお祭り、玉替祭でした。