令和5年1月 追記
節分を迎えると厄払いに神社やお寺を訪れる方が増えますね。
神社仏閣にもよりますが、厄払いの仕方は様々です。
面白い厄払いとしてよく目にするのが「厄玉」という厄払い方法です。
厄玉、厄落とし玉、厄割玉など呼び名は様々ですが、境内にある厄災落としの割石(割板)に、自分の厄をこめた厄玉を投げつけるというものです。
令和三年2月、初めて厄玉で厄落とししてみました。
不調続きの令和三年
土用期間に入ると何かと体調を崩すようになった昨今。
令和三年1月の土用はなかなかだった。
土用半ばから体調不良、明けた節分にはまあ良くなったが、その後の身体に迫る第二余波が辛いことを知る年となる。
(知る年?お年頃の間違いでは?(聞こえないふり))
毎年恒例の宮地嶽神社での厄払いをしたものの、その後も何かと不調続き。
重たい身体のまま建国記念の日を迎える。
仕事を早めに切り上げて休息するため帰宅中、せっかくだし篠崎八幡宮に行こうと寄ることに。
本殿に手を合わせた後、境内のベンチにもたれかかるように座り、(早よ帰れよ)神様に最近の体の不調をぐずった子どものように愚痴る。
ご神気でよくなれ~よくなれ~と一時座っていた。
落ち着いたので帰ろうと鳥居から出た瞬間
明日、早起きしたら蒲生八幡宮に行こうと思った。
厄払いの神様だし(-.-)っと。
きっと篠崎八幡宮の神様のお導きだろうと考えた。
ただし、ヘタレの私は「早起きしたら」という制約をもうけて。
次の日いつもより早めに目が覚めるΣ(´゚д゚`)
行けってことね(´-ω-`)と思いつつ
どしよ、やめよかな、でもなぁ~と、しばし布団でだらだら
よしと行くかと蒲生八幡宮へ!
といってもいつもの出勤時間と同じ時間
というのは内緒だ・・・
久しぶりの蒲生八幡宮
久しぶりの蒲生八幡宮
静かで自然に囲まれて心地よい。
本殿の旗がカッコいい
写真を撮ったつもりが撮れてなくて見返したときショックだった。
神社仏閣に行くと決めたらルンルンになる私、境内の階段もひょいひょいっとまではさすがに行かないが、普通に登りきれて昨日より断然体調は良い。
お参りを済ませて、紙垂が風とは無関係な動きで動くのを見て
来てよかったな♪などと喜び
境内を見ながら、見慣れないものに気づく、
厄割玉(やくわりだま)?の看板
あ、岡田宮で見たことあるやつだ、投げて割って厄落としするやつ
へえ~とまた散策して、おみくじが置いてある辺りをみると厄玉を発見。
灰色のすべっとした玉であった。
さて厄玉はあったけど、どこに投げるのか?
境内をきょろきょろしていると、
ちょうど神職さんが社務所から出てこられたので聞いてみた。
神職さんは丁寧に細かく教えてくださった。
「まず厄玉をあそこで購入頂いて、そちらの釜の中の石にぶつけてください。」
(´・ω・`)ほうほう
「ああ昨日の雨で釜に水が入ってますね、捨てますのでちょっとお待ちください。」
ざばー(/・ω・)/🌊
(´゚д゚`)oh!!
なんか、お召し物が汚れそうなのに水捨てて頂きすんません。
話しを聞きながら、玉の場所はわかっとるから早よ投げる場所教えてっと思ってすみません。
人の話を最後まで聞く集中力がなくてすみません。
とても素敵な神職さんのおかげで、すさんだ心が浄化されましたよ。
それにしても、以前参拝したときに釜なんて見た覚えがない。
変わったのかな?
釜はいつもあるんですか?と神職さんに聞くと、「お正月から出してて、厄玉がなくなり次第終了になります。」とのことだった。
ほう!季節限定ものでしたか、一度行ったことのある神社仏閣には季節を変えて再度お参りに行くと違った楽しさがあるもんだ('ω')。
今まで厄玉の厄払いに興味がなかったが今回は違った。
せっかくだから初めての厄割玉での厄落としをしてみた。
初めての厄割玉体験
やり方・作法は置かれている神社仏閣により変わると思うので、わからない場合は恥ずかしがらずに聞いてくださいね。
蒲生八幡宮の場合、まず厄割玉を300円で購入。
玉は素焼きの玉で、素焼きならではのすべっと感が良い。
軽くて力を入れて握ったら割れそう?だ。
お金は近くの小さなお賽銭箱へ
玉が割れないよう大事に持って、釜の近くまで行く。
下記写真記載の方法で釜の中の石に厄割玉を投げる。
看板読みながらだとちゃんとできてるか不安になる。
割れなかったらどうしようとかも思ったが、
思いのほかすんなり割れてよかった!
けっこう思いっきり投げつけた、厄玉は薄くて簡単に割れるのだと知った。
なんだろな、ものを投げて壊すってなんかちょっとスッキリする。
そんなつもりなくて遊び半分だったけど、なんか心が軽くなったような。
というかちゃんと割れたことに安堵しただけなのか?
ストレス解消法に破壊セラピーってのを聞いたことがあるくらいだから
厄割玉ってそういう感じなんだろな
(どういう感じなんだろな?)
と思った。
わーいわーい案外楽しかった(*´▽`*)
っとルンルンで蒲生八幡宮をあとにしたのであった。
その後体調は
その後体調はみるみるよくなり・・・
なんてことはなく
ゆっくりゆっくり回復していった。
身体にガタがくるお年頃だからしかたない。
でも神様に今こういう状況でつらいよ(*_*)っていえば
そうかそうかって優しく見守ってくださるそうな。
何かしらアドバイスが降りてくることもあるそうな。
気休めと言われるかもしれないが、試してみるものよいのではないでしょうか。
つらい時は藁にも縋る思いっていう言葉もありますしね。
なんか不調かもと思ったときは、神仏に頼ってみてもいいかもしれませんね。
ちなみにヘタレな私は、よく神社にいって最近こんなことがありましたっと神様にお話しをして帰ります。
きっと、うるさいやっちゃの~と思われていること間違いなし(`・ω・´)✨
追記
令和5年1月15日㈰久しぶりにお参りに行きました。
おかめさん・・・ほんとは鬼子母神なのでは・・・福が来ますように
1月15日は小正月、どんと焼き神事の日。
参拝を終えたらちょうど点火式でした。
さて2年ぶりに厄割り玉をしようとしましたら
なんと玉の形が
おしっ・・・いえ、もも!!
投げる岩も固定設置されていました。
変わっとるぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!と
一人叫んだ癸卯年
厄よされぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
季節限定ではなくなった?ってことかな✨