今回はあの国民的アイドルグループ、嵐のCMでおなじみの「光の道」のお祭りです。
どんなお祭り?
宮地嶽神社の参道の先は玄界灘へとつづいており、2月と10月はちょうど太陽が沈む位置と参道が一直線に重なり、参道が夕日に照らされ赤く染まります。
その瞬間を「光の道」と称し、太陽がうまく重なる時期を「光の道ウィーク」として、神社では光の道にあやかり夕陽の祭りが斎行されます。
光の道はどうやって見るの?
光の道を見るには大きく二つ
○特別席でみる(夕陽祈願を申し込む)
夕陽祭りの期間は15時になると参道の階段が閉鎖されます。
階段の一番上は夕陽祈願のご祈祷を受けた方だけが入れる特別席となります。
社務所にて夕陽祈願のご祈祷を申込ください。(祈願料は5,000円からになります)
今は電話で予約される方が多いため、当日行ってもご祈祷が受けられないこともあるようなので、ご祈祷を希望の方は早めにご予約されるとよいかもしれません。
○一般席でみる(並んで待つ)
一番上で見なくてもよいという方は一般席があります。
というか、ひたすら並んで待たなくてはいけないので忍耐勝負です。
夕陽の祭りの期間に14時から一般席希望の方には整理券が配られます。
整理券をもっていれば17時に閉鎖された参道の階段で光の道を見ることができます。
ただし、整理券は300枚程度配られ、先着順に案内されます。
また整理券には番号などふられてはいませんので、並んでいる列から出てしまうと、整理券を持っていたとしても、また一番後ろに並びなおさなくてはいけません。
なので整理券をもらうまで並び、整理券をもらった後も並んでおかなくてはいけません。
ちなみに14時から配られる整理券をもらうため、午前中から並んでいる方も!
一般席の場合、場所は自由なので、早く入場できればそれだけ良い位置で光の道を見ることができるので、整理券が配られる前から長蛇の列ができます。
整理券がもらえなかった場合
▽空いている隙間に入れてもらえることがあるかも!
整理券が終わってしまっていても、整理券を持った人が入場した後、一般席の空いている隙間に入れてもらえることがあるかもしれないそうです。
場所は端っこなどになるかもしれませんがひょっとしたら(;'∀')
係の方に尋ねみてください。
▽階段下の参道から見る
階段は封鎖されてますので入れませんが、参道から見ることができるのではないかと思ってます。実際行ってないので規制があるかわかりませんが。
▽海まで行く
光の道のその先へ!
海に沈む夕日を見るのもまた一興
自分は初回整理券がもらえず、どうせならと海に向かいました。
海辺にも夕陽を見ようと人がちらほらいらっしゃいました。
【光の道の写真撮影には禁止事項があります】
・ドローン撮影禁止
・三脚の持ち込みは禁止
・立って撮影は禁止(座っての撮影のみ) など
係の方の指示に従いましょう。
いつ開催している?
年二回
2月16日~25日の間
10月14日~25日の間(令和元年現在)
見どころは?
海から続く参道と太陽とが一直線に重なる瞬間に出会えるのはまさに奇跡!
期間も約一週間と短く、天候に左右されるため、その光景を絶対見られるとは限らないのもまた魅力。
また、10月はお祭りの多い時期です。
宮地嶽神社では10月21日には灯明祈願祭、22日にはツクシ舞「御遷座祈年祭」がとりおこなわれます。
その他、奥乃宮や宮Zooなど見どころがたくさんあります。
光の道を待ちながら一日神社内を見て回るのもおすすめです。
《ここからは自分が実際に光の道一般席で体験してきたことを書きます。
ちょっと長いので飛ばして頂いて構いません。》
下記クリックで一番下のまとめにとびます⇩
光の道 一般席体験記
令和元年10月21日と22日に宮地嶽神社のお祭りに参加してきました。
光の道は見れたらいいなぐらいの気持ちで挑んだ二日間です。
令和元年10月21日
この日は18時から灯明祈願祭があるので、午後から神社に向かいました。
朝の天気は曇り、そんなに人いないだろうと甘く見ており、神社についたのは15時30分ごろ。
「整理券は終わりました」という札を持った係の人がいて、その後ろにも人が並んでいるような状態でした。
まあしょうがないかと思い、係の人にも特に何も聞かず諦めてしまいました。
そして、どうせなら海に行こうと参道から真っすぐ海に向かいました。
海に向かうにつれて曇っていた空が晴れて太陽がまぶしく輝いていきます。
夕暮れに近づくにつれて人も増えてきて海の鳥居の前で皆さん写真を撮られていました。
最後の最後は雲に隠れてしまったけど、海に沈む太陽と鳥居という画もなかなかよいなと思い、これはこれで満足!
とその日はそのあと行われる灯明祈願祭を見て帰りました。
令和元年10月22日(即位礼正殿の儀)
今日は13時からの御遷座記念祭(ツクシ神舞)を見に行く予定。
でも昨日、光の道を参道で見ておらず、どうせなら光の道リベンジ!ということで、前日にレジャーシート、塩飴、おやつを買い、保冷剤を凍らせて眠り、昼と夕食分のおにぎりやパンを持って、張り切って当日挑みましたが、神社についたのは12時過ぎ(朝起きれず💦)結構並んでいまいた(゚Д゚;)
並ぶ場所は参道横の車が上がっていく坂道のところです。
坂は傾斜が急ですから座るにしてもなかなか大変です。
正座しようとしてずるずる滑ってしまったおバカさんです。
そして、光の道、一般席はひとりで行くと大変です。
整理券が配られるまで、並んでおかなくてはいけません。
基本誰かに代わってもらうこともできません💦
今回、ありがたいことに前に並んでいた方もお一人で来られていたため、お互い席を外すときに声をかけあって荷物番しました(*´▽`*)。
といっても相手の方がとても優しくて、本当は今日神舞が見たくてと伝えたら、快く「行ってきていいですよ」といってくださり、自分はほとんど列におらず神社をうろちょろして過ごしました。ありがとうございました✨
(じっとしとくのとても苦手なので本当に助かりました)
一般席の場合は整理券が配られる時間や、一人でも二人で行っても待たせている相方さんのことが気になるので時計を見ながらの行動を強いられますね。
時間に縛られるのが苦手な方はご祈祷申し込みをされておくとよいですね。
一般席のよいところは、並んでる人皆が光の道を見たいという目標が一緒ですから、周りの人とお話しできで楽しいです。先頭に並んでた方は10時に来たそうですよ。
17時になって参道階段に行ったときは、ちょうどその1番のりの方と隣同士になりました。県外から来られてて、今日は晴れてたから張り切ってきたのに今は曇ってしまったと残念がってました、でも最後までわからないからあきらめないともいわれてました。
天気予報で晴れだといっていても見えるかどうかはわかりません。
朝曇っていても夕方ちょうど日の入り時に雲が晴れて運よく見えたという声や、今日みたいに晴れていて、そろそろ入場できるという頃に急に雲が出てきて見えないという場合もあります。
この日は最後まで雲に覆われて光の道は見れませんでしたが、私個人としては、いろんな方とお話しできて、人の優しさにふれられて、これはこれでまた一興と満足な一日でしたけどね(*´▽`*)
18時過ぎると参道の階段が解放されます。
車のライトに照らされる参道も綺麗です。
今度は2月に行けたら行ってみようと思います(*´ω`)寒いなカッパだな、
2月の夕陽の祭りで晴れなのにカッパ来てる変人がいたらたぶん私です。
以上体験記でした(*´▽`*)
まとめ
光の道、一番上の良い席で見たいなら
ご祈祷予約で待たずに特別席で楽しむ
待つのも楽しい思い出だという方は
一般席で楽しむ
一般席は半日あるいは丸一日並ぶことになるかもしれませんが、
ご家族や友人のみんなとピクニック気分で楽しむことができるかと思います。
一般席の場合の心得、持って行くとよいものなど
・最低二人で行く
・よい場所で見たいなら朝から並ぶ
・レジャーシート・折り畳み椅子など持って行く(傾斜のある坂道に並びます)
・おにぎりやお菓子などの食べ物、飲み物を多めに持って行く
・ほぼ丸一日いることになるので本やゲームなど時間をつぶせるものを
・夕方は冷え込むので一枚上着を持って行く
・一人で行く場合は、席を立つ時に置いておけるダミー荷物を
・一人で行く場合は、前か後の方に声かけて荷物を見てもらいましょう。
一般席の場合、場所によっては鳥居がかぶって見えなかったりするそうなので、前もって見える位置を確認しといたほうがよいそうです。
夕日には浄化と癒しのパワーがあるそうですよ。
年二回、約一週間という短い期間で出会えるかもしれない奇跡の瞬間に出会えることを祈って(*´▽`*)ノ✨